ワクワクメールでもリアでも使える会話のノウハウ
ワクワクメールで何気ない会話の中で、誰にでも簡単に使える小技を紹介します。男女の関係に限らず様々な場面に応用が効くのでぜひ覚えておいてください。メールでもそのまま使えます。
誘い文句はYES/NO形式の質問で
ワクワクメールで例えばどこかに誘いたい場合、「このあとどうする?」「まだ時間だいじょうぶ?」というのはイマイチ。ここでこちらの欲しい答えを返してくれる女の子なんていません。それにこういう質問には「そろそろ帰らなくちゃ」なんて口実の入り込む余地がある。
「何がいい?」「どこがいい?」等の「What」「Where」に相当する質問は優柔不断と言われる人の特徴。そうではなく「このあと○○に行こうよ」と誘うのがベター。YESかNOで答えられる形式が良いです。さらに、欲しい答えの方がYESになるように誘うこと。人は好意的に思っている人に対してはNOを言いにくい。どちらか悩んでいる場合はYESの方に流れやすいのです。
ただしひとつだけ注意が必要です。あまり好意を持たれていない場合はNOの答が出やすいこともある。仲の良くない人に何か質問すると、内容をろくに聞きもせずにとりあえずNOの答が返ってくる。また、性格的にNO体質の人がいます。女の子には少なく、たいていは男です。何を言っても「いや、ていうかそれはね」といったん否定をしないと話が進められない人。
そのくせ言っている事の結論は肯定的だったりもします。こういう人に何かを頼んだり、誘ったりする場合は「~はダメだよね?」と否定形の言い方にする。否定を否定すると肯定になるから。ごくごく希に女の子にもNO体質な人がいるので、そういう人は「会いたいんだけど、まだ早いかな?」とか「この後飲みに誘いたいんだけど、そんな感じじゃないよね?」と誘う。
NO体質の人は「ううん、そんなことないよ」という答え方の方が自分に合っているから言いやすいのです。
コスプレの女性だったら肯定が基本。
あるいは二者択一
さらに一歩ハイレベルな質問の形式は、二者択一にすることです。「このあと、どうしよっか。○○に行く? それとも××に行ってみる?」これです。断る選択肢を存在させない。どちらの答えでもOKな選択肢で迫るわけです。二者択一にする意味は、相手に選択をさせていると錯覚させるため。
「どちらにも行かない」という選択があることを忘れさせてしまえるのです。相手の意志を尊重しているように見せかけて、実はどういう選択をしてもこちらの意図通り。これはかなり有効です。心理学の用語で「ダブルバインド」と言うそうです。
余談ですが、お店なんかでも頻繁に使われているテクニックです。コウタは服を見に行ってこの技に気づきました。とくに買う気がなくてただTシャツを見ていただけなのに、「その色イイですよお」みたいに声をかけられる。で、「同じ色で、他にもこんなのがありますよお」「どちらの方がお好みですかあ?」と続く。
「買いますか? 買いませんか?」なんて質問は当然ながら存在しない。店員は買うという前提で話を進めてしまう。で、まんまと罠にかかり、買う・買わないの選択肢を忘れ、ふたつのうちどちらが良いかという選択だけしてしまう。選択が終了すれば、お買いあげです。
日本語は後の方が意味が強い
「欲しいけど、ちょっと高いなあ」「ちょっと高いけど、欲しいなあ」。このふたつの違い分かりますか? 前者は否定の意味、後者は肯定の意味になります。日本語は後の方が意味が強くなるのです。これを女の子との会話で考えるなら、例えば。「君ともっと仲良くなりたいんだけど、可愛いからライバル多そうだなあ」なんて褒め言葉のつもりでも否定的に捉えられかねない。
「君は可愛いからライバル多そうだけど、でも、もっと仲良くなりたいな」と言えば、肯定的に聞こえます。
またまた余談ですが、やはりお店でもよく聞ける会話です。「こちらはスペック的には劣りますが、そのぶんかなりお安くなってます」「こちらの方は先ほどのと比べると若干お高くなりますが、同クラスの製品の中では最高スペックです」とかね。対等な順列で並べれば「Aはロースペックだが安い。Bはハイスペックだが高い」となり、これだとAの安さは強調できるが、同時にBの高さも強調してしまう。
逆の順列にすると「Aは安いがロースペックだ。Bは高いがハイスペックだ」となり、Bのハイスペックを強調できるが同時にAのロースペックも強調してしまう。だから店員は「Aはロースペックだが安い。Bは高いがハイスペックだ」と、順列を変えて説明するのです。
これだとAは安さ、Bはスペックの高さと、両方とも良い方を強調することができます。もしもあなたが見るだけのつもりで店を訪れた際、運悪く店員につかまりこんな風にセールストークをかまされたら、「Aは安いけどスペック低いしなあ、Bはハイスペックだけど高いしなあ」と返すべし。店員は返す言葉を失います。
犬をホメるときも強気な言葉じゃなくてソフトが重要。
口癖に注意
これはちょっとだけ難しいです。自分では気づきにくい。人には口癖があったりしますが、頻繁に出過ぎると鬱陶しく感じられます。例えば、「個人的には家でまったりデートが好き。ビデオ観たり、ゲームしたりとか。アウトドアは個人的にはいまいちかな。やっぱりのんびりデートがいいな。個人的にはそう思うよ」みたいな。
文章にするとアホですが、実際の会話だとけっこうあります。これ、自分では本当に気づきにくいです。でもちょっと長めの文章を書くと気づくことが多いので、ワクワクメールでメッセージ長文メールでも書いてチェックしてみてください。